2019年12月25日水曜日

怖い話その5 F県Y市Jという場所で体験した実話 自己責任でお願いします

この話は学生時代に体験したお話ですが体験した私自身、事故にあったり一緒に同行した友人も事故にあったりなどあまりよい話ではありません。閲覧は個人の自己責任でお願いします。


車の中で金縛り

学生時代に友人と私と全部で4人で夏の蒸し暑い夜に体験したお話です。車でドライブをしている最中に夏だし肝試ししようという話になりそれだったらとF県Y市にある有名なJという心霊スポットへ行こうということになりました。そこはい以前よりあまりよい噂を聞いたことがなく、そこにいった人は帰り道に事故に合ったりとか憑依されたとかそこで行方不明になったなど怖い噂が絶えない場所でした。4人もいるし大丈夫だろうという若気の至りからそこへ行くことになりました。そのJという場所は国道より山手の方にはいったところにあり周りは山と暗闇と街灯もあまりないといった静かな場所でした。車を走らせること数十分、入り組んだ道を走りなんとか到着しました。到着するや否や4人でじゃんけんをし二人ペアで奥にある洞窟へ行ってみようという話になりました。じゃんけんの結果友人ペアが先行になり二人で暗闇の中向かっていきました。二人の姿が見えなくなった途端に
後部座席に座っていた私たちは突然金縛りに襲われました。周りは暗闇、車のエンジンは切っていたので無音と不気味な風に揺れる音が聞こえてくるだけで気味が悪い雰囲気が社内に漂っていました。時間にしてどれくらいたったかはわかりませんが唯一動く目だけで外の景色を怖がりながら見ていると…

近づいてくる何か

友人たちが行った洞窟あたりから青白い光が動いているのが見えました。洞窟の中は森のようになっていてその中をその青白い光はゆっくりとこちらに向かって近づいてきているようでした。初めそれを見た私は携帯の光だと思いやっと友人が戻ってきたと安心しました。が、その青白い光は時に上に上がったり不規則な動きをしていたのでそれは友人ではないことに気づきました。やがてその青白い光はこちらに気づいたのかゆっくりと車へ近づいてきます。話もできない私たちはただおびえてこっちへくるなと思いながらその青白い光を見つめていました。その青白い光は次第に車の前まで来て後部座席へゆっくり近づいてきたので光を凝視すると光の中に男性の顔がありこちらを覗いていました。その光は私たちを覗き込むようにガラス越しに照らし下へ続く坂を下りていきました。

少女

全身汗だくだった私たちはその青白い光が通りすぎてから金縛りがとけさっきのはなんだったとか怖かったとか話をしてました。時間にしてどれくらい経ったかわかりませんが未だ戻らない友人達…落ち着きを取り戻すと友人達が戻らないことが心配になってきました。確実に時間にして2時間は経つという感覚からなにかあったに違いないと思い一人で洞窟へ向かいました。その時は恐怖は去ってなぜか怖いもの知らずの心境で迷いなく携帯の光のみで洞窟へ向かいました。足場の悪い森を抜け洞窟の入り口が見えてきたところである違和感を覚えました。洞窟の入り口に人が立っているのです。洞窟を正面にすれば対して横を向いた状態で麦わら帽子をかぶった白いワンピースと白のスカートをはいた少女でした。暗闇に白なのでよく見えました。その時はなにを思ったか先客がいたのかと思い引き返しまた車に戻りました。そのJというスポットは有名な場所なので他にも来ている人がいても珍しいことではないため妙に納得したのを覚えてます。因みに私たち4人の中で白を着ていた人はだれもいませんでした。

事故

それからしばらくしてやっと友人たちが戻ってきて待っている間に車内で体験した話をしました。反対に友人たちは洞窟に入ってから一度も出てなく誰か人が入ってきたというのもなかったと話してくれました。当然そんな話を聞くとなんで?となって洞窟へ向かった話、入り口に少女がいた話をすると今まで余裕の表情だった友人が急に青ざめた顔になり
そういえば洞窟にいるとき洞窟内で足音が聞こえたといいました。その話をしていると、もうここには長居しないほうがいいとの話になりすぐにその場を離れました。4人とも重苦しい雰囲気と気疲れからもう帰ろうという話になりその日は家に帰ることになりました。友人はこのまま家に帰りたくないから泊まりたいといってきたので私の家に泊まることになりました。怖いので友人を呼んでワイワイ騒いでその日は寝ました。
あくる日友人が朝早くから予定があるので送ってとのことだったのでそのタイミングで友人も帰るとなり4人で車に乗って自宅をでました。自宅を出て数分後、私は助手席、友人は後部座席、呼んだ友人がドライバーでした。自宅近くのセブンイレブンがある県道の、交差点付近に差し掛かかりそのまま一時停止を止まらず直進し目の前に来た大型トラックの側面に衝突しました。スピードは60kmほど出ていたので衝突する瞬間景色がゆっくりになって死んだと思いました。私はシートベルトがなかなか入らず入れている途中だったため衝突の瞬間ダッシュボードにそのまま頭をぶつけ割れたフロントガラスで額を切り血だらけで車を脱出しました。他の3人は無事かと後部の友人を見ると少し打撲?くらいで大丈夫なようでした。私は事故を起こしたドライバーに苛立ちを覚えながらドライバーの胸倉をつかもうと近寄った瞬間、そこには知っているドライバーの姿はありませんでした。
その姿にあまりのショックと恐怖を覚え全身がガクガクし目を疑いました。
事故現場でみたドライバーは昨日みた青白い光の中にいた男性でした。
あまりのできごとにまた、出血の多さから気を失い次に気づいたときには病院のベッドの上でした。ドライバーの友人にあとで聞いたところ自宅を出たくらいから記憶がなく気づいたら目の前にトラックが迫っていたとのことでした。その事故にあった車は廃車になってそれ以来その友人達とも縁が切れたのか会うことがなくなりました。
ただ事故にあって思ったのは興味本位や怖いもの見たさで心霊スポットに行ってはいけないと反省した学生の頃の恐怖体験でした。



















この話には続きがあります

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