ワキガを抑える柿渋石鹸は本当に効くのか?
ワキガの原因はアポクリン線という汗腺によるものです。汗腺にはエクリン線とアポクリン線の2種類がありますが、ワキガの原因となる汗はアポクリン線から出る汗にはたんぱく質や脂質が含まれておりやや粘り気があります。その汗に含まれる成分を皮膚に住み着く細菌が分解すると独特の生臭い臭いを発します。それがワキガの原因ですが、その臭いを抑えるといわれている柿渋石鹸は本当に効くのか?柿渋石鹸の成分やワキガの治療法など詳しく解説させていただきます。
目次
<1>ワキガを抑える柿渋石鹸のメカニズム
<2>ワキガを抑える方法5選
<3>ワキガを抑える食事法
<4>ワキガを抑える治療法
<5>ワキガを抑えるまとめ
<1>ワキガを抑える柿渋石鹸のメカニズム
市販されているワキガの臭いを抑える柿渋石鹸ですが、実際に何がワキガの臭いを抑えるか解説しますと、柿渋石鹸に含まれる「柿タンニン」です。柿タンニンはポリフェノールの一種で緑茶の実に70倍もあり毛穴の汚れにガッチリ吸着、悪臭成分と結びつくことにより原因となる臭いを抑えてくれるというわけです。他にも石鹸以外に「柿渋ボディソープ」などもありますが効果は同じといえます。使い続けることで臭いを抑えてくれますので臭いが気になる方はまずお使いの石鹸などを変えることから始めてみましょう。
<2>ワキガを抑える方法5選
①柿渋石鹸・柿渋ボディソープを使う
②デオドラント製品を携帯し気になる部分に塗布する
③重曹を入れた風呂に入る(中和作用がある)
④酢風呂に入る(原因菌の増殖や活動を抑える)
⑤医療機関で治療する
ケアのうち3つはお風呂でのケアですが原因となるのは汗であるため特に汗をかきやすい夏などは①~④をしっかりおこないそれでも改善しないときは医療機関で治療するというのがおすすめです。
<3>ワキガを抑える食事法
強いにおいがする食べ物はそのまま体臭となります。皮脂などが溜まりやすい食べ物は体内で酸化して不快臭が発生しやすくなります。なので酸化させない食べ物=アルカリ性にする食べ物がよいということになります。アルカリ食品は、緑黄色野菜・海藻類・キノコ類・梅干しなどです。つまり、体臭対策におすすめの食事は和食だということです。酸性食品を控えることは重要ですが、それらも大切な栄養分なので極端に制限することはおすすめできません。お肉を食べすぎたら野菜を多く摂るなど、工夫しながら自分の食生活と向き合っていくことが大切です。
また、老廃物を排出するための食物繊維を摂る、腸内環境を整えることもあげられます。腸内環境を整えるにはヨーグルトが一般的ですが、これは酸性食品でもあります。ヨーグルトの変わりに摂取を考えるのなら、味噌などの植物性の発酵食品がおすすめです。
<4>ワキガを抑える治療法
ワキガの治療には健康保険が適用されますので比較的安価で受けることができます。
なかでもおすすめなのは切らない手術の「ミラドライ」という方法です。
<5>ワキガを抑えるまとめ
ワキガの原因は汗腺のアポクリン線であること、予防には柿渋石鹸、柿渋ボディソープに含まれる「柿タンニン」が有効であること、それと同時に食生活を見直しアルカリ性の体質に変えること、それでも変わらない場合は病院などで治療をする、がまとめになります。ワキガや体臭も個人差があり軽度から重度まで様々ですが臭いがなにかしらの病気のサインになる場合もあるので気になったら病院で診断してもらうようにしましょう。
本日は体臭がきついその原因は?柿渋石鹸って本当に効くの?のトピックでした。
本日も最後までご視聴ありがとうございました!(^^)!
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