2019年11月12日火曜日

漢方を買う前に必見!あなたの証はなに?漢方の選び方

あなたの証はなに?漢方の選び方

漢方薬の処方を決定する基盤となるのが「証」。自分が虚証か実証かを把握しておくことは漢方を飲む上で大切なことです。ここでは自分の証の見つけ方とダイエットや風邪をひいたときどの漢方がおすすめかを書いていきます。

目次
  1. 証ってなに?
  2. 自身の証の見つけ方
  3. 風邪ひいたときの証別漢方
  4. ダイエットにおすすめ証別漢方
  5. まとめ














<1>証ってなに?

人には性格や容姿など色々な違いがありますが漢方でいう「証」とはわかりやすくいえば「タイプ」と置き換えることができます。漢方ではそれぞれの「証」にあった漢方であれば効き目もでやすく反対に合わなければ大量の汗がでてダウンしてしまうこともあります。持ち合わせている「気」の大きさなども個人差がありますのでこれも大きく「証」にかかわってきますが、「証」にあってない薬を選ぶと効き目がシャープに出過ぎるか効果がわからないので途中でやめたりなど非常にもったいない状況になってしまいます。まずは自身の「証」がどれにあてはまるかを把握し漢方選びに役立てましょう!






















<2>自身の証の見つけ方

証には「実証」「虚証」「中間証」があります。おおまかに説明すると「実証」は外見的には、筋肉質で体格もよく、血色もよい、肌につやがあり、元気で体力も充実しています。胃腸の機能は活発で、食欲もあります。便秘がちなこともあるのが「実証」です。
「虚証」は外見的には、やせており、顔色がよくない、肌が荒れている、体力が低下しており、疲れやすい傾向があります。さらに、胃腸が弱く、食欲不振、下痢しやすいなどがあります。「実証」「虚証」どちらにもあてはまらい場合は「中間証」となります。
自身の「証」がいまいちわからないという方はどれにあてはまるかわかるチェック表をみて自身の「証」を把握しましょう。

虚証・実証のチェック

 点数   質問

 +2    比較的体力がある  
 -2    寝汗をかきやすい
 +2    意欲、気力が充実し、積極性がある
 +2    胃腸が丈夫である
 -2    夏バテしやすく、冬は風邪をひきやすい
 +2    顔色がよく、肌につやがある
 -2    冷たいものを食べると下痢しやすい
 +2    お腹に弾力があり、骨格ががっちりしている
 -2    食が細く、食べるのが遅い
 +2    月経初期に痛みが強く、血塊が出たり経血量が多い(女性の場合)

 ※当てはまる質問の点数を合計して、0点以下の人は虚証、2~6点は中間証、8点以上は実証のタイプに近いと考えられます。


<3>風邪ひいたときの証別漢方

かぜの初期にはよく葛根湯が用いられます。葛根湯は、寒気、微熱、首筋のこりなどがあり、汗のでていない状態に効果があり、風邪薬としてよく知られていますが、処方されるのは比較的体力のある実証と中間証の人に対してだけです。より体質の強い実証の人で汗のでていない初期のかぜのには麻黄湯が処方されます。いっぽう、体質の虚弱な虚証の人の汗の出やすい初期のかぜには桂枝湯が処方されます。さらに胃腸の弱さの目立つ人ならば参蘇飲、胃腸が弱くうつ状態(気滞)のみられる人であれば香蘇飲が選ばれます。新陳代謝が低下している人には真武湯が、あまり発熱の目立たない寒がりで顔色の悪いお年寄りでは麻黄附子細辛湯が処方されます。漢方医学では発熱反応=病気とみて解熱剤を使うのではなく寒気や発熱を生体防御反応とみています。実証の人は寒気がして発熱してもすぐには汗が出ません。そこで温熱作用のある葛根湯や麻黄湯でさらに発熱させ、かぜの終始宣言として汗が出て、体温が下がりかぜが治ります。一方虚証の人は十分な発熱をする前に汗がでてしまいますので、桂枝湯のようなマイルドな薬でおだやかに治癒機転を高めます。一言にかぜというだけでこれだけの違いがありますので自身の証や症状をしっかり把握して自分にあった薬を選びましょう。





















<4>ダイエットにおすすめ証別漢方

証が違えばダイエットの効果もでないまま諦めたり店員さんがおすすめするのを試してみたりよくわからないままでは効果はでにくいです。詳しくは自身のブログのダイエットには漢方がおすすめを見ていただきたいのですがまずは自分の「証」をしっかり把握することがダイエットで漢方を使う第一歩といえます。




















<5>まとめ

今回は漢方を買う前に必見!あなたの証はなに?漢方の選び方のご紹介でした。普段かぜやダイエットだけでなく漢方を選ぶ基準には必ず自身の「証」を把握することが大事です。漢方薬を買うのも安い金額ではないので購入して効かなかったというのも未然に防ぐことができます。漢方にも一時的に効くものや3か月継続して飲み続けるものなどもあるので、効き目を実感=自身の証とあっているか、の指標にはなりませんが反対にあってないと体にダメージを受けてしまう場合もあるのでまずはしっかり自身の「証」を把握されるとよいかと思います。漢方を購入される場合はぜひ参考にしてみてください。
本日も最後までご視聴ありがとうございました!(^^)!

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